綿密なコミュニケーション
まずは話し、聴き、そうして患者様の事を理解して治療を進めます。
具体的には口内をデジタルカメラで撮影し、どういった事が口内に起こっているのかを写真で患者様に確認していただきます。そうして、その症状に対して様々ある治療方法をメリット・デメリット含めて患者様に提示し、一緒に口内の完成系を目指します。
その分1回の診察にかかる時間は長めですが、代わりに納得して治療に臨んでいただく事が出来るかと思います。
さらに、院と患者様がお互い情報を共有する事によって、何度も同じ事を説明するといった二度手間を省く事も出来ます。こちらで一方的に判断し、短い診療時間で導き出した治療法を勝手に施すという事はいたしません。
院長が全治療に責任を持ちます
当院には「治したからには一生使えるように」とか「なるべく神経を残して」等といった拘りは多くありますが、一番の特色は、当院では分担制を敷いていないというところになるのではないでしょうか。
当院では歯医者によく見られるような、難しいところが済んだキリの良いところで歯科衛生士や歯科助手に任せるといった事がありません。
最初の診察から最後の仕上げまで、全て院長が行うのです。
これは患者様一人ひとりに対して責任を持ちたいという院長の希望でもありますが、もっと端的に、口内治療はトータルで考えるものであって、部分ごとに切り分けられるものではないのだという事情でもあります。
口内の健康を損なうという事は、どこか一カ所が痛んでいるだけという事ではないのです。
むし歯一つとってみても、噛み合わせを初めとした数々の要因で他の歯にも影響が出てしまっています。ですから、その一カ所の原因を取り除いただけでは治療として不完全なのです。口内治療は、一度崩したバランスを取り戻す事でもあります。そうした事情を考えた時、途中で他の人に治療をバトンタッチする訳にはいきません。
全体的な口内の健康を回復させるには、一貫した治療が必要なのです。
