「本多歯科医院」の院長、金井 優二です。
2004年に義祖父より受け継ぎました当歯科では、歯医者は患者様のパートナーであるとの理念のもと、歯医者が治すのではなく、患者様と歯医者が一緒に治していくのだというスタンスで治療を行っております。と言っても「患者が一緒に治すっていうのは、どういう事だ?」 そう思われる患者様も多いかと思います。歯医者と患者の関係は、治す方と治される方だ、と。それは一面的には正しいのですが、診療を全体的に見た時には大きな間違いなのです。例えば、以前歯医者にかかった事がある患者様は少なくないかと思いますが、その時ご自身がどういった症状を患っていて、どういった治療を施されたのか、明確に詳しく説明出来る方は少ないのではないでしょうか。おそらく、むし歯だったからこうされた、歯周病だったからこうされたと、漠然とした認識しか持っておられないのでは?そういった患者様向けの簡単な説明では、やらなくてよい治療をしていたり、やらなくてはならない治療をしていなかったりする事に気付かない可能性もあります。そういった流れ作業は、治療とは言えません。もっと安価でもっと綺麗に、そうした治療を目指す上では、説明不足は一番の足枷なのです。
当院では、初診は一時間、その後は患者様お一人に対して最低30分の枠を設け、患者様がどういった状態でどのような治療をしているのかを、患者様がご自宅に帰られてご家族に話せるほど詳しく説明させていただいた上で治療を行っております。その中で、治療によって生じるメリット・デメリットもお話しさせていただき、最終的な方向性を患者様に決めていただくのです。勿論、当院で出来るだけ安く出来るだけ綺麗になるようアドバイスはさせていただきます。ですが、やはり歯を治すのは患者様ご自身なのです。ですから、どんどん質問してください、どんどん意見をいってください。当院は、その一つひとつに真摯に対応させていただきます。